6年間の独学してきたけれど
2月26日〜3月1日までYUBAメソッドの仕事で関西方面に行ってました。
今回は2月26日に大阪で、オファーがあった方のレッスンをしたのですが、急遽、別の問い合わせがあり、私のスケジュールもギリギリ調整が付き、神戸でもレッスンしてきました。
彼はほぼ独学で6年間もYUBAメソッドのテキストで頑張ってきたそう。 その間に2、3度、弓場先生のレッスンも受けた事があるとの事でした。 本当にYUBAメソッドは独学率が高いな〜と感じます。感心、感心。
さて彼の悩みは「息モレのあるウラ声」はある程度できる自身があるけれど、やっぱりミックスボイスを獲得する事がまだまだ。。。換声点を潰したい!」というもの。 よくわかります。。。
全然キツくない!
さすがに「息モレのあるウラ声のホー」はビシっと決まってました! この「息モレのあるウラ声のホー」であれば、私と同じ音程まで彼は出せました。 スゴイ!
ただもう少しシビアになるとすれば、ちょっとだけオモテ声が入ってたかな。 かなり瞬発力もあるのでついつい強めに発声してしまうみたいです。 けれど、そこをアドバイスすると、いい感じに無駄な力が抜けて、もっとシャープな「ホー」が出来ました。
次に「息モレの無いウラ声のオ」をやってみました。 ここでいつもブログに書いているように、不思議な事が起こります。 特に男性に多いのですが「息モレのあるウラ声」だとわりと高い音程で発声できるのに「息モレの無いウラ声」になると「ウッ」と詰まっちゃう感じに。 しかも音程は低いところで。
これですよ、このジレンマ!
色々なアドバイスが考えられ、いつも通り高音から一気に下降する発声で「閉鎖筋群を使わざるを得ない状況」をつくる事も考えましたが、敢えて違うやり方をアドバイス。
この方法は特別YUBAメソッドでやってはいないけれど、私自身がウンウン悩みながらやった練習法です。 一応、弓場先生にはこのやり方は伝えてありOKもらってます。
でもこれは全く特別な方法では無いです。 多くのボイストレーナーが同じ方法でアプローチしていると思います。 ただ、同じ方法でも私自身が換声点ショックが大きかったのと、YUBAメソッドで鍛えられた事で、もっと「注意すべき点」にシビアになり、それを生徒さんへ「悪い例」「良い例」とデモする事で還元し、より「発声しやすい」ようにしてます。
結果、今回の彼も「全然喉に負担がかからないし、理屈が解った」との事。 ちらっとだけ笑顔がみれてこちらも嬉しかったです。 もちろん人にもよります。 この方法が全員に分り易いかと言えば違います。 実際に「これ、やりやすいです! もう一度やって欲しい」とリクエストがある場合もあれば、今ひとつ出来ない!という生徒さんもいます。
常々、生徒さんによるため「オーダーメイドレッスン」だな〜と感じます。
さて彼は最後に「分り易かった」と言ってくれ、次回のレッスンも希望されました。 B’zが好きだけど、最近は「佐藤竹善」さんも好きとの事。 渋い! 竹善さんは本当に歌が上手いですよね。。。
彼はもっと良い方向に必ず行くでしょう! 頑張れ!
※ 生徒さんには写真掲載の承諾をもらってます。
最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!
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