10月8日は名古屋でレッスンでした。
今日は久々に私の練習について少し。。。
地方レッスンの時はとにかく早朝に新幹線に乗り込み、現地で少しゆっくりしてから自分自身のボイトレをやって生徒さんのレッスンまで調子を整えます。
1時間の時もあれば2時間の時もあります。
何せ早朝に家を出ているので「睡眠不足」。 本当に歌は体力を使うといつも練習してて痛感します。 ですから、当たり前だどとにかくレッスン前に「声を出せる」ようにしておかないと。。。
この日のメニューは以下の通り。
- いきなり発声練習もせず、あまり口を動かさずにLed Zeppelinの「Whole Lotta Love」を歌ってみる。
- 調子が悪かったところだけ再度口を動かさずにゆっくり歌う。
- 「2」の部分を更に「息モレのあるウラ声 ハ」だけでゆっくり歌う。
- 「2」の部分を「息モレのあるウラ声 ハ」から自分なりのポイントで「ハ」から「ア」にして歌う。あくまでゆっくり。ポジション、ピッチ、音質、舌の位置などを確認しながら。
- 一曲を「ア」と「オ」でそれぞれ1回ずつ通して歌う。
- ここで始めて発声練習として「息モレのあるウラ声 ホ」でこの日の最高音を出しから、2オクターブ下行する。
- 「反転母音 アェ」で低音から「ドード↑」のように1オクターブを半音ずつ上がっていく。
- 「息モレの無いウラ声 オ」で「6」と同じ発声練習をする。
- 再度「Whole Lotta Love」を歌う。
- 気になったところを確認のため、何度も発声練習をする。
という順番でやってみました。
ただ「発声練習をせずにいきなり歌う」事はオススメしません!
私は自分なりにある事をチェックするために行っているだけですので、皆さんは発声練習をしてから歌ってくださいね。
因みに歌ってたのはAmerican Idolで圧倒的な歌唱力を誇ったAdam Lambertに合わせて(笑)
私は自分のボイトレ練習は、割と「負荷」をかけます。
インストラクターになる前で、まだまだ「換声点」の問題がクリアになってない時も今自分はどんな状態なのかをより明確に知るためにいきなり換声点でピンポイントに「ア」とか「オ」と声を出したりしてました。(おすすめしませんよ!)
でもこれには先にも書いた通り明確な意図があって「換声点ショック」、または「換声点域」でないところでは、調子が悪くても「ある程度」はきちんと発声できますから、特に「換声点ショックが小さくなったかも。。。」と思う時期に発声練習しないでもどれだけ「ボキッ」とならないかをチェックしたかったからです。
まあ、無駄な抵抗で全て「撃沈」しましたけど。。。
また、少しずつ「換声点ショック」が小さくなっても発声練習に3時間くらいかけないと、調子が出ない日々が続きました。
この時間には「歌を歌う」という作業は一切入ってないです。それでもこれくらい時間をかけないと納得できませんでした。
そう、「換声点ショック」が小さくなってきても、まだまだ安定してないからすぐに「ボキッ」となるわけですよ。。。
本当にイライラするし、ショックだし、数時間練習してやっと「換声点ショック」が小さくなるわけだから、「一体いつになったら私はこんなに数時間かけないと声すらまともに出ない状態から抜け出すんだろう。。。これからも換声点ショックが小さくなってるはずなのに、ずっとこの調子なのかな?」と不安でした。
けれど、「あっている方向での練習」は嘘をつかないわけで、安定して換声点の問題がクリアに成ってくると発声練習だけに数時間かけなくてもましになってきます。
もちろん、場合によっては数時間かけるでしょうけど。人それですよ。
で、たまたまこの日は「発声練習しないでフルボリュームで歌う」という事を課してみたわけです。
何度も言いますが、真似はしないでください! 独学なら尚更です。
HPでもブログでも度々書いているけれど、とにかく私は「換声点ショック」が大きいタイプでした。
ですから「換声点」の問題をクリアしてきた今でも、やっぱりフルボリュームでその辺りを激しく行き来するメロディーを歌うというのはまだ納得がいかないわけですよ。
それでもやっぱりコツコツやっていれば「換声点」で声量出てきます。
バンドサウンドで歌っても「換声点」でフルボリュームが出せる! というのがバンドボーカルの目標の一つだと思います。
私もそうです。
ですから今はオケを大爆音で鳴らし、マイクを使わずフルボリュームで歌ってます。
オススメしませんよ(笑)
私もコツコツやってますよ〜。
みんなもがんばれ!
さ、今からまたレッスンです。
今日は新しく入った生徒さんのレッスンです。
メールで「奇跡のハイトーンボイスは難しい!」と書かれてました。
確かに。。。
でも今日からコツコツやれば大丈夫!
最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!
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