高音タイプの彼。
元々そんなに「換声点」が目立たないタイプ。
ある生徒さんからの紹介で、レッスン見学を経て通ってきてくれてます。
さて、元々「換声点」が目立たず、「高音タイプ」とは言え、やはり自分の中では高音に行く途中で張り上げてしまう感じがあるという悩み。
確かに細かくチェックするとやはり中音域の処理が「惜しい」。
レッスンで細かくアドバイスする事で意識しながら歌うようになるため、自分に厳しくなったようです。
「前より、カラオケで歌う時に々と意識してしまう」と前回のレッスンで言ってました。
確かに。。。
そうだと思います。色々と分かると良い意味で自分の声に厳しくなるものです。でも、それが成長するカギ!
今回、ハイトーンボイスのCDをかけながら発声のチェックをしましたが、なかなかの出来栄え。素晴らしい。
あとは元々持っているものをもっと開花できるようにやるだけ!
と言うことで、換声点ショックも大きくないため、発声を歌に繋げるコツの伝授に早々に移行することになりました。
課題曲はLed Zeppelinの「Whole Lotta Love」に決定。
この曲をスピードを落とし、細かく発声をチェックしながら歌います。
まずは「声量を出そう」とか、「ロックぽくしよう!」とかせずに素直に「発声をどうやって曲を歌う事に繋げるのか?」という事に集中してもらいます。
「リズム」「歌詞」「音程の行き来」という負荷がかかった時にも「発声」が崩れないようにしないと意味が無いですから、とにかく「自分らしくカッコよく」というのは先の話です。
もちろん、そもそも発声自体に悩みがなく「思い」だけで歌えるタイプはいいのです。好きに歌っても。ただ、私もそうでしたが「歌えない!喉が痛い!」という人は発声、歌い方を変えないと歌えなくなります。
そのためにも慎重に!
これが後々、良い方向に本当に行きますから。
本家の「Led Zeppelin」 やっぱりチェッペリン最高!
Beth Hart ヴァージョン
かっこいい! 彼女が歌うブルースもジャズもとにかく感情を揺さぶられます。
ハスキーはやっぱりかっこいい! でもこんなにハスキーじゃないという方は声に合ったアレンジにするといいですよ。
Leona Lewis ヴァージョン
元々ハスキーが好きな私ですが、Bethのようにハスキーじゃないわけで、Leonaのヴァージョンも彼女の声に合わせたアレンジと、彼女のフェイクを聴くとこれもアリだな~とほっとします。
これは好みが分かれるでしょうね。 現に書き込みにはもっと強い声が向いているという感じのコメントが。。。
でもこれもかっこいいですよ。
彼女の歌う「Summertime」には脱帽。 とりあえずスムースな声のヴァージョンもどうぞ。
生徒さんもこの曲をものにしてくれるでしょう!
最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!
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