少し前になりますが、九州から熱心な方が発声のチェックをしに来られましたよ。
実は、スカイプレッスンで、彼が高校生の時にレッスンをしたことがあります。
あれから暫くして時間が経ち、東京でのイベントに参加するため上京するのでついでにレッスンを受けたいとメールをくれました。
嬉しかったですね〜。
非常に熱心な方でスカイプでも一生懸命でした。
ただやっぱりスカイプは細かいところはわかりにくい!
私も、「うーん、本当はFace to Faceがいいんだけど。」ともどかしい思いでした。
とにかく熱心で、質問も具体的でしたから「直接アドバイスしたい」と私の方が思ったくらい。
さて、当日は「仕事をし始めたら忙しくなってあまり練習できなくなった」と不安気味。
早速発声をしてもらったら、緊張していたのか、かなり細く小さな声でした。
基礎である「息もれのある裏声」を発声してもらったところ、ポジションの位置がずれがあったり、また「表声」も少し弱かったので、テキストを発声してもらう前に、基礎を「ゆっくり」と徹底してやってもらいました。
「息もれの裏声」の他、「声門閉鎖」をやった方がいいと判断。
「声門閉鎖」をできるようにするためのレッスンの1つに「スタッカート」がありますが、「スタッカート」ををするよりも、ゆっくり、じっくりと発声してもらい、「声門を閉めてしっかりとした声になる感覚」を得てもらうようにしました。
大事な事は、単にCDをかけ、それに合わせて発声して終わり。。。という事ではなく。。。
- 「何ができなかったのか?」
- 「どうしてできなかったのか?」
- 「どうすればいいか?」
を考える事。
彼もゆっくりと声門を閉める事に集中したり、息もれのある裏声を発声する時に「ポジション」「息のスピード」「息の量」「口の周り、口の中のフォーム」「体を使うこと」を意識しながら発声したら、だんだんとコツを掴んできました。
「『声門がしまった』とう感覚がわかる?」、「『息もれのある裏声』がうまく発声した時の感覚って全然違うでしょ?」と質問すると、「はい!」との事。
実際、出来たら当たり前ですが、聴いていてもいい感じで無理なく発声出来てます。
九州に帰っても、注意すべき点をしっかり把握してこれからも頑張って欲しいと思いました〜。
最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!
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