大阪から再び「ホー」をチェックして欲しいとオファー

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息モレのあるホーをチェックして!

久しぶりに、大阪からレッスンを受けに来た方がいます。

ライブ経験もあり、話す声は案外低いけれど、歌うと高い声まで出せる女性ボーカル。 現在は、ライブはちょっとお休み中だけど、スタジオは入っているとの事。

元々、歌が歌えるので「まあいっか〜」という感じで、練習しなかったから、久々にカラオケにいったら「下手になってた!」という事で、やっぱり基礎からやりたいという事で、「息モレのあるホーに特化したレッスン」を希望されました。

 

すぐ歌ってしまうクセが抜けない!

私もそうでしたが、「歌って来た方」ほど「息モレのある裏声のホー」が苦手だったりします。

すぐ歌ってしまい、「ホー」が「オー」になってしまったり、「息モレのホ」というより、

「ホ」という歌詞を歌っている感じになる。この方もそうでした。

以前も何度やっても歌ってしまうので、「最終的に歌うわけだから、まあ息モレのあるホーばかりに固執せず、オーでもいいですよ〜」というアドバイスもした事があります。

実際、オーでも悪い発声ではないから。

ただ、やはり「息モレのある裏声」がその人にとっての高音だったり、低音でも発声できるようになったら、そこに表声を少しずつ加減を調整しながら入れて行き、声にしたらいいわけですから、使える音域が広がっていくので、諦めて欲しくないな〜というのが感想でした。

それから1年近くたっての久しぶりのオファーには「本人自らホーの見直し」だったので、「お!いいね!」って感じでした。

さてさて、今回もなかなか「ホー」と発声出来ません。

でも焦っちゃだめです。

「同じ音程」で「息モレのあるホー」と「息モレの無いホー」を発声してもらい、「音の違い」「喉の感覚の違い」また、自分による「イメージの違い」をチェックしてもらいました。

そう、何度も何度も。 そして私の発声を聴かせて、音の違いがわかるかもチェック。

私の発声の違いはわかるけれど、自分の発声だとわからなかったのが、最後のほうになるにつれ、自分の発声で違いがわかってきました。

やった!!!

色々な要素があるけれど、この方の場合は、まず口が中途半端な開き方で「ホー」と口があまり縦に開いてなかった事と、口元のフォームは「ホ」でも、「喉の中で表が入り易い動きをしていた」。。。この2点が大きかった!

また、彼女に私の頬あたりを触ってもらい、口を半開きにした時と、縦にきちんとしたときの手に感じる違いも感じてもらい、その時の発声がどう違ってくるかもチェックしてもらいました。

これで違いがわかれば、今すぐ出来なくても、理解が進む。

 

あ、ホーが出来た!

そうすると、どうでしょう!

「息モレのあるホー」が出来るではないですか!

高音だとついつい「オー」となってたのにもかかわらず!

私も嬉しくなりました!

「わかりました!」と。。。良かった〜。

これからこの「息モレのある裏声ホー」をコンスタントに出来るようになれば。。。

レッスン後は、色々と話しました。

とにかく、ある程度歌えるけれど、練習すればもっと良くなる。。。けれど、ある程度歌えて、そんなに歌う事に悩んでるわけでもなく、練習に気持ちが入らないのであれば、無理して練習する必要はなく、今以上に「やっぱりもっと上手くなりたい。」と思ったら練習すればいい。。。とアドバイス。

もちろん、本来はコンスタントに練習するのが一番だけど、彼女の場合はとにかく気乗りがしないとの事なので、無理に練習を強要したら、練習そのものが嫌になるだけなので。。。

ただ、もっと可能性が広がる事はきちんと説明しました。

 

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