大阪から再び「ホー」をチェックして欲しいとオファー

melody-297358_1280

 

息モレのあるホーをチェックして!

久しぶりに、大阪からレッスンを受けに来た方がいます。

ライブ経験もあり、話す声は案外低いけれど、歌うと高い声まで出せる女性ボーカル。 現在は、ライブはちょっとお休み中だけど、スタジオは入っているとの事。

元々、歌が歌えるので「まあいっか〜」という感じで、練習しなかったから、久々にカラオケにいったら「下手になってた!」という事で、やっぱり基礎からやりたいという事で、「息モレのあるホーに特化したレッスン」を希望されました。

 

すぐ歌ってしまうクセが抜けない!

私もそうでしたが、「歌って来た方」ほど「息モレのある裏声のホー」が苦手だったりします。

すぐ歌ってしまい、「ホー」が「オー」になってしまったり、「息モレのホ」というより、

「ホ」という歌詞を歌っている感じになる。この方もそうでした。

以前も何度やっても歌ってしまうので、「最終的に歌うわけだから、まあ息モレのあるホーばかりに固執せず、オーでもいいですよ〜」というアドバイスもした事があります。

実際、オーでも悪い発声ではないから。

ただ、やはり「息モレのある裏声」がその人にとっての高音だったり、低音でも発声できるようになったら、そこに表声を少しずつ加減を調整しながら入れて行き、声にしたらいいわけですから、使える音域が広がっていくので、諦めて欲しくないな〜というのが感想でした。

それから1年近くたっての久しぶりのオファーには「本人自らホーの見直し」だったので、「お!いいね!」って感じでした。

さてさて、今回もなかなか「ホー」と発声出来ません。

でも焦っちゃだめです。

「同じ音程」で「息モレのあるホー」と「息モレの無いホー」を発声してもらい、「音の違い」「喉の感覚の違い」また、自分による「イメージの違い」をチェックしてもらいました。

そう、何度も何度も。 そして私の発声を聴かせて、音の違いがわかるかもチェック。

私の発声の違いはわかるけれど、自分の発声だとわからなかったのが、最後のほうになるにつれ、自分の発声で違いがわかってきました。

やった!!!

色々な要素があるけれど、この方の場合は、まず口が中途半端な開き方で「ホー」と口があまり縦に開いてなかった事と、口元のフォームは「ホ」でも、「喉の中で表が入り易い動きをしていた」。。。この2点が大きかった!

また、彼女に私の頬あたりを触ってもらい、口を半開きにした時と、縦にきちんとしたときの手に感じる違いも感じてもらい、その時の発声がどう違ってくるかもチェックしてもらいました。

これで違いがわかれば、今すぐ出来なくても、理解が進む。

 

あ、ホーが出来た!

そうすると、どうでしょう!

「息モレのあるホー」が出来るではないですか!

高音だとついつい「オー」となってたのにもかかわらず!

私も嬉しくなりました!

「わかりました!」と。。。良かった〜。

これからこの「息モレのある裏声ホー」をコンスタントに出来るようになれば。。。

レッスン後は、色々と話しました。

とにかく、ある程度歌えるけれど、練習すればもっと良くなる。。。けれど、ある程度歌えて、そんなに歌う事に悩んでるわけでもなく、練習に気持ちが入らないのであれば、無理して練習する必要はなく、今以上に「やっぱりもっと上手くなりたい。」と思ったら練習すればいい。。。とアドバイス。

もちろん、本来はコンスタントに練習するのが一番だけど、彼女の場合はとにかく気乗りがしないとの事なので、無理に練習を強要したら、練習そのものが嫌になるだけなので。。。

ただ、もっと可能性が広がる事はきちんと説明しました。

 

弓場先生の東京でのセミナーが6月7日にあります!詳しくはこちら。

最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!

本気で換声点を克服してミックスヴォイスを手に入れる! & 高音を出したい!
YUBAメソッド認定voiceインストラクター KiKo によるボイストレーニング!
・年齢・初心者・プロ志向も関係なく、いつまでも喉を痛めず楽しく歌いたい。
・声ひっくりかえる。
・楽に高音や低音を出したい。
・声量がもっと欲しい。

そんな悩みを解決するボイストレーニング
~ Voice☆花伝 ~

Voice☆花伝 HPはこちら

関連記事

息モレ傾向の悪しき原因

母音だけで慎重に歌いたい曲を歌ってみよう!

「奇跡のボイトレ」のトラック5が出来た !

音楽歴なくてもプロになるためにボイストレーニングで声作り

【2019年6月7日(金)】新大阪レッスン(YUBAメソッド/KiKo)

息もれのある裏声ができない人へのアドバイス動画を撮影してきた!