神戸レッスンで、初めての聴講レッスンをしました。

今回の神戸レッスンは2月4日。

そして、聴講レッスンをしてみました。

急な提案だったのに、快くレッスンの聴講をOKしてくれたAさん、有難う!

以前より、「他の人のレッスンを聴くと勉強になるよ〜」「他の人のレッスンを聴くと自分でわからなかった事がわかるよ〜」と言ってはいたのですが、機会を設けてはいませんでした。

今回、「そういえば。。。」と思い立ち、レッスンスケジュールが前後の2人に声を掛けてみました。

二人とも「プロ志向より」

「プロ志向より」としたのは、特にメジャーデビューしたい!という事ではなく、「自分が思うように歌えるようになったら音楽活動をし、自分のペースで活動したい」という事だからです。(一人はメジャーデビューも考えているかも?)

今の時代、「メジャーデビュー」ばかりが全てではないですからね。

そんな二人の生徒さんですから、二人とも真剣です。

どちらも高音タイプ。

そして、二人とも「ビブラート」がちらほらと自然とかかります。

でも安定しない。。。似たような状況です。

一人の生徒さんは、低音域になるにつれ頭も目線も下に向いてしまう癖があったのですが、それが随分となおってました。

T.M.レボリューションの曲を希望してますが、今回は「しっかりと基礎のレッスンをしたい」という本人の意向があり、しっかりと基礎をやりました。

もう一人の生徒さんも熱心な生徒さん。

高音が伸びやかに出ます。が、パンチがあってたまにバランスを崩すのでそこが課題。

実は今回のレッスン前に「最近、調子が良い!」とメールをもらったのですが、「その後、色々と歌ってたら息もれのある裏声が出にくくなった」と落ち込んだ様子。

ただ、私は楽観視してました。最初から。

まだまだ安定は難しいですし。。。

レッスンをすると確かに「息もれのある裏声」が「息もれの無い裏声」になってました。というより、出しにくい感じ。でも、その問題はすぐに解決。

きちんと「息もれのある裏声」も出ましたし、「息もれの無い裏声」「反転母音」もしっかり綺麗に発声できました。

多分、良く声が出るようになったので、曲を多く歌ったりした事でバランスが崩れたのでは無いかの考え、本人に聞いてみると、やはり、どんどん曲を歌っていたとか。

そもそも「曲を歌うこと」と、「発声練習」はまた別なので、せっかく良い発声の状態が出来てきても、歌を歌うことで昔の癖が出てきたのかもしれませし、歌う中で、表声と裏声のバランスが、知らず知らずに崩れてしまったのでしょう。。

とにかく、レッスンではきちんと修正出来ました。

ホッとした様子の生徒さん。
良い勉強になったと思います。

また、今回の例とは違いますが、いつも生徒さんには「発声が良くなる過程で、バランスを崩しては、良くなる。。。という事を繰り返す事がある」と伝えてます。

子供の頃から声楽のレッスンを受けてきた方などはこういう苦労は無いかもしれませんが、ロック系、ポップス系は発声を一から見直さないといけない場合が多いので、こういう事が起こりやすいです。

「人のレッスンを聴くと、やっぱり勉強になる」という事でした。

最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!

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