好きな歌が換声点のところでも歌えるようになってきた!

2015-08-29 生徒さん

彼女は、熱心にボイストレーニングに取り組んでいます。 本当にひた向きに。 もちろん、プロ志向というのもあるけれど、とにかく真剣です。

「換声点の問題」「高音まで伸びやかに歌いたい」「もっと感情豊に歌えたら」という事で、習いに来てくれてます。

換声点の場所は「ラ」とか「シ♭」辺りですが、歌になると、それより下の「ミ」「ファ」辺りから慎重に歌わないと換声点の「ラ」「シ♭」辺りは非常に歌いにくくなります。

私が微妙な音質の差を指摘するので、彼女自身も「その音質の違い」に敏感になり、「あ、今違いましたね。もう一度やらせて下さい」と、いつも積極的です。

そういうやりとりをずっとして来たレッスン。。。

先日、サビの手前辺りから「声量」が出て来て、しっかり歌えるようになってきました。 また、後半バテ気味だったのにも関わらず、少しずつ歌い切るように。。。

一歩一歩、着実にステップアップしてます。 本当に凄いです。

レッスンを始めた当初は、発声練習の時でもやはり「換声点」のところでガクっとなっていましたが、それも少しずつ無くなってきました。

そこで、少しずつ「課題曲」というのを用意して、レッスンをどう発声に活かすか。。。という事をやり始めました。

まだ「感情込めて」という事やアドバイスしてません。

何度もブログで書いてますが、「感情込める」といっても、「感情込めたいけれど、歌いにくい事や、喉の中の変な感覚が気になって歌そのものに集中する事が難しい段階」はあるものです。

上手く歌えてないのを「感情の込め方」や、「抑揚の付け方」だけでアドバイスしてもやりにくい人にはやりにくいと思います。これは私も通って来ました。

彼女は、歌の仕事を以前やっていたそうです。 今は色々と思うところがあって充電期間中。 この間にしっかり「基礎固め」をして、更なる飛躍を。。。と目標に向かって頑張っているのです。

とにかく「換声点を潰す事」「バテない事」「高音まで伸びやかに歌う事」をクリアしていけば、自由に歌えます。

 

ある程度、発声が出来て、曲も音程も合い、換声点辺りでガタガタしないようになったら、「今日はこの曲をこういう解釈で歌ってみよう。。。だからサビは割とエモーショナルに吐息系(少し息モレ)で歌ってみようかな」「今日は、この曲をサビでちょっとパンチ効かせようかな。。。」などと自在に表現出来るようになると思うのです。

実際、ジャズシンガーやソウルシンガーは「ある1曲」を、その時々で自由に表現して歌っています。

そう成るまでが長いですが、諦めないで!

 

今の彼女の課題曲は「JUJU」の「やさしさで溢れるように」です。

彼女のアンニュイな声質も手伝ってか、本当に素敵です。

もう少ししたら、この曲を様々な表現方法と取り入れてやってみようと思います。

2015-08-29 課題曲

最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!

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