私の手が止まった!
6月27日は、神戸と大阪でのレッスン。
最初のレッスンは神戸で、YUBAメソッド認定インストラクターを目指す生徒さんのレッスンでした。
彼は、今までボイストレーニングを色々と試してきたけれど「換声点」がなかなか潰れず、同じく「換声点ショック」が大きくて、歌えなかった私の事を知りレッスンに通うように。。。
実際に合ったのは弓場先生のセミナーで。
さて、領収書を書いている間、彼に「ミックスボイストレーニングで必ずで歌が上手くなる本」のCDを流して発声してもらう事に。
そして。。。私の手が止まりました。
そう、自然なビブラートが聴こえてくるではありませんか!
1曲発声してもらったあと、「凄い! 自然にビブラートがかかってる! 自分でわかる?」と聞くと、笑顔で照れくさそうに「はい! わかります」と彼。
嬉しい!! 本当に良かった!
彼が気づいているかわかりませんが、少しずつレッスンでやる事も増えてきてます。
元々「息モレのあるウラ声」「息モレの無いウラ声」は結構良い感じでしたが、まだ荒削りな部分がありました。本当に凄い進歩です!
反転母音の「アェ」も前は音質がエッジがきき過ぎて、アゴも上がったりしてましたが、今回は良い音質になってました。 とにかく、全般的に前回より飛躍的に良い方向にアップしてました。
彼自身、自然にビブラートがかかる事を体現でき、「自然にビブラートがかかる事は本当なんだ〜」と理解できたと思います。(歌唱テクニックとして、意図的にビブラートをかけてみる。。。というのとは別の話しですよ〜)
ビブラートから発声を考える事にシフトしてみる
今までは、喉の中で起きている「声門(声帯)」、「舌の位置」、「アゴ」、「口元の動き」から発声を考えてきましたが、少しでもビブラートがかかれば、今度は「ビブラートから発声を考える」事にシフトというか、そういう考えをするのも一案のため、彼にそれをアドバイス。
もちろん、今後も喉の中で起きている事や、アゴ、口元の動きは、重要ですから引き続きこれらを意識する事は大事です。
更にビブラートがかかれば「ビブラートがかかったのに、途中でビブラートがかからなくなったのは何故?」「ビブラートがかかった! ずっとこれをキープしながら発声したい。それにはどうすれば?」という発想が生まれます。
結果、ビブラートが切れたりしまう原因は、やはり「声門(声帯)」「舌の位置」「アゴ」「口元」「息の量やスピード」「息の補充」です。
つまり、これらから発声を考えたり、ビブラートから発声を考えたりしながら練習をすると、とっても良い練習になるのです。
今度は母音で彼が歌いたい曲を練習するように課題を出しました。
次回は、発声練習と母音で歌う曲のチェックです。
とにかく良かった!
※ 写真掲載は生徒さんにOKもらってます。
最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!
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