曲の練習は確かに楽しいけど。。。
先日、体験レッスンがありました。
その体験レッスンを受ける前に、いくつかメールで質問されてきたので、事前に回答してました。 その質問の中に、正に私が、ボイストレーニングの本質だろうな。。。という事があったのです。
その質問とは。。。
1曲をカラオケ的に仕上げても、また音痴になってしまう。
もちろん、どんな悩みも解決したと思っても、また元に戻ってしまったりとなかなか安定しないですよね。 更に、今までやった発声練習を歌に活かそうとしら思ってた以上に難しいですから、音痴矯正して治っても曲が変わったら歌いにくくなる。。。という事は普通にあり得ます。
ただ、上記のように正しいトレーニングをしたけれど安定には時間がかかるというパターンと全く違って、発声方法がそもそも間違ったまま、「曲だけ」を仕上げようと練習しても問題解決にはならないので、曲によって歌えない「根本的な理由がわからず」、迷い続けてパニックになってしまいます。
ボイストレーングで1つ1つ解決していく
とにかく、「どんな事が原因なんだろう?」と考えるのが一番。 そしてそれを解決していく作業をしていけば、時間はかかりますが確実によくなります。
「自分が分析した原因」が違う場合もあります。
実際、「ウラ声傾向」だと思っていたら、「オモテ声が少々強い傾向」だったりと、自己分析と違う場合があります。
逆に、その分析がよく出来ていて、その問題が解決いないから歌いづらい。。。と体験の時に熱く語られる方もいます。 そうであれば、結局は曲を仕上げる方向のトレーニングではなく、問題を取り除かないとダメだ。。。という事になりますよね?
曲を歌いながら問題を探り、それを修正する
私のトレーニングは、すぐに曲を歌うという事はしないです。
まずは、発声練習。 つまらないですよね(笑) でも、この発声練習が何故必要でどう活かされるのかを、かなりレッスンでは説明します。
そして、たまに様子を見ながら、曲をワンコーラスだけ歌ったりもしますが、それは「曲を仕上げる」という事を目的には最初の内はしません。
歌ってみて、上手く行かなかったところ、辛かったところで「何故出来なかったのか?」を一緒に考え、その原因が解ったら、「今、まさにトレーニングしている事が、ここにどう活かされるのか」を説明します。
曲をやったほうが「なるほど」と思う事が多いためです。
もちろん、生徒さんによっては「今は徹底的に基礎の発声練習で良いです」とおっしゃる方もいます。
結局は曲の練習と発声練習と両方が必要
タイトル通りです(笑)
本当に最後はこれですね。 ココで言っているのは、ある程度基礎が出来たら、あとは「歌唱」の細かいチェックでしょうか。
ここまで来れば、本当に「感情込めて」と言っても、本人がそれを実践できます。
1曲をあまりボイストレーニングを重視せず、何十回も歌っても歌いづらさが残るのは、これまで書いて来た事が原因だと思います。
最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!
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