聞き返される話し方を変えたい!

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歌には興味無いんです!

私:「へ?!」

先日、大阪から体験レッスンに来られた女性からの一言です。

私:「ええっと。。。お悩みは?」

彼女:「話しても、いつも聞き返されるんです。 だからそれを治したい。。。」

なるほど~。 こういうお悩みはご本人にしか解らない深いものだと思います。 YUBAメソッドの教本もお持ちで、一生懸命、問題を克服しようとしているのがわかります。

ところでボイストレーニングは「話し声」にも、もちろん有効です!

 

発声をチェック!

とりあえず声を出してもらう事に。

チェックすると「呼気圧」が足りないとわかりました。
もっと「ホー!!!って感じよ〜。発声と意識しないで、しっかり出してみて!」とアドバイス。

最初は照れ気味だった彼女も、少しずつコツを掴んでくれたようで、段々と良くなっていきました。 この「息モレのあるウラ声ホー」や「息モレの無いウラ声のオー」は、何度もブログに書いている通り体験レッスンでしっかりコツを掴んでもらったほうが良いので、割とキチンとチェックします。

 

口を閉じたままでもしっかり相手に聴こえる発声をデモ!

問題の話す時の発声の件ですが、よく言われる「口を大きく空けて母音を発声する」というエクササイズは、場合によっては悪影響があるかもしれないと伝え、変わりに「声帯を閉めて、キチンと声にすると大声でなくても、また口を大きく動かさなくても小エネルギーで効率良く相手にしっかりと声が届き、単語等が聴こえる」とアドバイス。

そこで、その事を証明するようにデモしてみました。

もちろん、相手に聞き返されるという問題は、声帯だけの問題では無く「舌の動き」であったり、その他色々とあると思いますが、まずは声帯にフォーカスしてアドバイスしてみました。

彼女の顔がパーっと明るくなったのを覚えてます。 「ほんとだー」と。

更に「話し方」にフォーカスすると、当然「説得力を持つ話し方」「ベテランセミナー講師らしく」「社長らしく」だったりと、歌で言うところの、発声の段階からそれぞれの歌のジャンルに併せた「歌い回し」の部分になるので、単なる発声だけの問題では解決出来ない部分です。

今回はその部分には触れず、とりあえずしっかりと声を出す事をやってもらいました。

 

実はアルトサックスプレイヤーの彼女

さて色々と話しを聴くと、ジャズライブ等によく出かけているらしく、実は「アルトサックスプレイヤー」だった事が判明。

自分自身で歌をどうにかしたいとは思わないけれど、今回のレッスンがアルトサックスのプレイに活かされるかもしれないとポツリ。 それは多いにあると思います。良い影響が。

サックスの腕はまだまだ。。。という彼女ですが、今後はサックスも今以上にしっかり練習していきたいとの事でした。

 

続けたい!

今後もレッスンを続けたいとおっしゃってくれました。 東京に元々用事があるため、その都度レッスンを受けたいとの事で、来週にはまたレッスンです。

話し方等で悩まれている方は本当に多いですね。 また、同じく歌ではないですがセミナー等でマイクを使って話してもいるにも関わらず「マイク乗りが悪い」という事で、会場からは「話し声がモコモコしてます」と指摘される事もあるという悩みの方もいらっしゃいました。

この「マイク乗りが悪い」という事ですが、まず「マイクを使用しなくても」発声が良ければ、マイクを使用した時に活かされます。

さてさて、次回のレッスン、私も楽しみです。 少しでも何かを持ち帰ってもらいたいと思います。

最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!

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