上記画像:弓場徹著「ミックスボイストレーニングで必ず歌がうまくなる本」より
声を繋げて歌ってる?
これ出来てますか? これ、大事なチェックポイントです。
これまでの「奇跡シリーズ」のボイストレーニング本も、今回の新刊「ミックスボイストレーニングで必ず歌がうまくなる本」でもそうですが、インストラクターの発声をよく聴くと「声が繋がっている」部分がありますよね? 楽譜上、もちろん「スラー」といって繋げるようになってます。
さて、上記の楽譜。 これを例にしますが、このトレーニングで生徒さんに発声をしてもらうと「声が切れているところ」がありました。
さてどこでしょう?
5度アップのところをチェックして!
わかりにいくいかもしれませんが、矢印があるところで声が切れる方が居るのでは?
全体的に声を繋げて練習するプログラムですが、矢印をしているところで「ほんの少し」声が切れてしまう。。。 ここは「5度」音が高くなります。 最初の「アェ」をスタッカートのように発声して、次の5度高い音までに少し声が切れてしまうとせっかくのトレーニングがもったいない事に。
ここをグィーっと繋げる事で良いトレーニングなります。 要は換声点付近で声がすっぽ抜けないようにするためです。「最初のアェの音質」が良ければ、「その良い音質を保ち、高い音に持って行く」感じ。。。と言えばわかるでしょうか?
ほんのちょっとの事が換声点を潰すのに大事なポイントに!
こんな事が? と思った方も居るのでは?
そうです、このように「ほんのちょっとの事」が換声点を潰して行けるようになるのか、ならないのか。。。を大きく左右します。 少なくとも換声点ショックが大きかった私の経験では、こういう事が影響ありました。
もちろん例外もある!
例外というのは、声を繋げようと頑張っても、どうしても5度高い音で声がすっぽ抜けて「息モレ」になる場合です。
この場合、「最初のアェ」と「次の5度高い音」の両方をわざとスタッカートで発声する事で、声帯を閉め直させます。 このように「意味が解ってワザとスタッカート」にするのなら大丈夫ですが、ただ単に声が切れているのならNGです。
他にも色々とチェックポイントはありますが、これを実行してみて下さい。
最後に・・・歌えるその日までNever, Never Give Up!
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